不安と対策(日本のセキュリティチームの Blog)

先日お話を下中で、親として子供にいつ、何を約束して何をしていけばいいのかと言うのが分からないという話をしました。

その結果を受けて、私なりに、「親と子供のパソコンとのつきあい方って、こんなのかな?」というのを書いてみました。

先日の TechED でも MVP の方々とお話させていただいた中で、親として子供に、いつから何を教えていけば子供が安全に使えるのか、分からないと言う事をききました。この話を聞いたとき、まだまだやるべき事は多く残っていると感じました。

セキュリティがインフラ化することによって、より現実味が無くなってきてしまいます。

あとお金ってのもキーになりますね。今までウイルスにかかったことがないから不要と感じてやめてしまうとか、結構多いですね。このあたりは啓蒙を続けないと行けないなぁ・・・って思います。

実際には、インターネットやパソコンに関して、不安と感じても対策を取っていないわけです。 対策しない理由は、「現実感が無い (自分だけは被害にあわない)」、「対策にお金が掛かる」、「対策方法が分からない」、「理由は無いが対策したくない」など色々とあると思っていますが、 少なくとも、「現実感が無い」「対策にお金が掛かる」の部分は、セキュリティに関わるものとして何とかしたいと思っています。 OenCare などの有償のサービスもありますが、セキュリティーに関する資料や無償のツールも併せて公開しています。

30%でも良いので、少しずつアウトプットを増やしていくことが大切なんでしょうね。

初めから100%なんてありえないので、みんなで修正できる環境を作りたいですね。

もちろんそれは、私個人ができるものでは、ないですし、マイクロソフトだけでできるものではありません。 きっと、インターネットの成り立ちの様に利用する個人・個人が少しだけ意識することで、状況が改善していくのだと感じています。 そのための、お手伝いできる事は何なのかを最近考えます。