@IT Special 知らなかったでは済まされない。姿を変えて忍び寄るポリモーフィック型ウイルス!

今のウイルスは目立ちにくく変化しつつけるウイルス(ポリモーフィック型ウイルス)だそうです

「ウイルスの大規模感染! ネットワークがダウンした!!」といったニュースを聞かなくなったと思いませんか? しかし、セキュリティ脅威は存在し続けています。ただ、見つかりにくくなっただけなのです。
なぜ、目立たなくなったのでしょうか。それは、ウイルス作成者などの悪意を持った人たちの目的が「破壊から利益獲得へ」と変化したからです。彼らの仕掛ける攻撃は、確実かつ静かにネットワーク内に侵入し、ユーザーに見つからないように密かに活動しています。

最近のウイルスの傾向は、情報取得してお金をまきとる形になっていますね。ネットワーク止めたりするのは少数です。本当に

かつてのウイルス作成者たちは、自分のウイルス作成能力がどれだけ優れているのかを誇示するために、あるいはちょっとしたいたずら心から、PCを壊したりネットワークをダウンさせたりするような「派手」なウイルスを作成していました。ところが、彼らは企業の機密情報を盗み出すことが利益(お金)になることに気付いたのです。

まだパターンファイルが更新されていればOKって考えの会社は問題です。もっとアンテナを張り巡らせましょう!

また、対象企業だけを狙うような攻撃プログラムも存在しており、汎用的なウイルス定義ファイルシグネチャ)では対応できないこともあります。繰り返しますが、「アラートが上がらなければ問題なし」とは限らないのです。