ファイル感染型ウイルスが再び流行の兆し、マカフィー調査

ブラウザの脆弱性を付くウイルスが増えているそうです。

企業件数別ランキングでは、Internet ExplorerIE)の脆弱性を突くトロイの木馬「VBS/Psyme」が993件でトップ。2位はJavaScriptを悪用するトロイの木馬「JS/Wonka」(717件)、3位は「JS/Exploit-BO.gen」(682件)で、これもIE脆弱性を突くトロイの木馬だ。マシン件数別では、1位「VBS/Psyme」(1,562件)、2位「JS/Exploit-BO.gen」(1,061件)、3位「JS/Wonka」(1,003件)だった。

マカフィーの加藤義宏技術統括本部長は、「Webページ上にマルウェアをセットし、ブラウザ側の脆弱性を突いて感染するケースが最近の傾向」と分析している。また、4月4日にマイクロソフトが緊急リリースした修正パッチ「MS07-017」はもちろん、脆弱性パッチの速やかな適用を呼びかけている。