検疫システムの問題点

 検疫システムの仕組み上、ポリシーに合致しているか
 していないかを判断して、通信の可否を決定する。
 
 現状一般的な検疫システムは、ウィルス検知パターン番号、
 パッチの適用有無を判断している
 
 この前提であれば、LAN内で使う事に関しては、特に問題に
 ならないだろうが、いまだ、64Kbpsだったりする、リモートアクセス環境では
 パターンファイル、セキュリティパッチのダウンロードを完了するまで
 数時間待たされることになるだろう。
 
 先日の@RANDOMでもディスカッションでお話が出ていましたが
 「ウィルス検知は未知のウィルスを検知するためにあるのだ」
 パターンマッチングでのウィルス検知は限界が、きているのだろう・・・
 
 今後、検疫として期待したいのは、マルウェア(悪意のあるソフト)検知する仕組みに注目したい。
 システムの異常な動作を検知する「振る舞い検知型」で未知のウィルスも検知できるはず
 振る舞いのポリシーベースのマルウェア検知を活用して欲しい。
 
 まぁ、結局は大量ダウンロードを要求するパターン、パッチに依存しない
 検疫システムを作ってほしい。

#とはいえ、ポリシーといいつつも、パターンに陥りがち?!

#振る舞い検知型では

Cisco社 Cisco Security Agent
Panda社 TruPrevent
Microsoft ???
Trendmicro ない?
Mcafee ない?
Symantec ない?