ServerProtect for NetApp 5.8 Service Pack 1 Patch 1 (build 1229) 公開のお知らせ:サポート情報 : トレンドマイクロ
ServerProtect for NetApp 5.8 Service Pack 1 Patch 1 (build 1229) リリース。
ServerProtect for NetApp 5.8 Service Pack 1 Patch 1 (build 1229) を下記日程にて公開いたします。
■ 公開開始日
2016年10月12日(水)
■主な新機能や修正内容
Trend Micro Management Communication Protocol (MCP) がサポートされ、ServerProtect管理コンソールからTrend Micro Control Managerに登録できるようになります。
その他の新機能に関しては、付属の Readmeファイルをご覧ください。
■入手方法
本製品は次のページからダウンロードできます。
「最新版ダウンロードページ : ServerProtect for NetApp 」
■導入手順
サポート情報 : トレンドマイクロ
付属の Readmeファイルをご覧ください。
2. 修正される内容 ================= 注意: 本Patchをインストール後に、本セクションに「手順」が含まれる場合には「手 順」を実行してください (インストールについては、「5.1 インストール手順」 を参照してください)。 2.1 新機能 ========== 本Patchでは、次の新機能が提供されます。 機能1: Trend Micro Management Communication Protocol (MCP) - MCPがサポートされ、 ServerProtect管理コンソールからTrend Micro Control Manager (以下、Control Manager) に登録できるようになります。 手順1: ServerProtectをControl Managerに登録するには、次の手順に従ってください。 1. Control Manager 6.0をお使いの場合は、Control Manager 6.0に Service Pack 1 (HotFix : 2250) 以上の修正プログラムをインストール します。 2. 本Patchをインストールします。 本Patchのインストールに加え、MCP Control Managerエージェントをインス トールするか、Trend Micro Infrastructure (TMI) Control Managerエー ジェントを、MCP Control Managerエージェントへ移行します。 上記手順は、「5.1 インストール手順」を参照してください。 3. 管理コンソールを起動します。 4. サイドバーの [CMエージェントの設定] またはメインメニューの [実行]→ [Control Manager (CM) エージェントの設定] で [CMエージェントの設定] 画面を開きます。 5. 必要な情報を入力し、Control Managerへ登録します。詳しくは、管理コン ソールのオンラインヘルプを参照してください。 注意: 登録が完了すると、管理コンソールに誤ったグループフォルダ名が表示 されることがあります。詳しくは、「7. 既知の制限事項」を参照して ください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 機能2: 一般サーバのアップデート - 一般サーバのビルド番号を定期的に確認し、イン フォメーションサーバ上の最新のHotFixやPatchのビルド番号より古い場合、 最新のHotFixやPatchをダウンロードおよび適用するためのコマンドを一般サーバ に自動的に送信するように、インフォメーションサーバを設定できるようになり ます。 手順2: このオプションを設定するには、次の手順に従ってください。 1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」を参照)。 2. インフォメーションサーバでレジストリエディタを開きます。 3. 次のレジストリ値を作成し、適切な値を設定します。 パス: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\ServerProtect\ CurrentVersion (32ビット版インフォメーションサーバ) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\TrendMicro\ServerProtect\ CurrentVersion (64ビット版インフォメーションサーバ) 名前: AutoUpdateNS 型: DWORD 値: 「1」= このオプションを有効にする 「0」= このオプションを無効にする (初期設定) 名前: AutoUpdateNSTime 型: DWORD 値: 「一般サーバのビルド番号を確認する間隔 (分) / 2」 (初期設定は「30」です。たとえば、「30」を設定した場合、 「30 * 2 = 60」となり、60分毎にビルド番号の確認が実行されます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 機能3: これまで「LogViewer.exe」では、バックアップdbfファイルのログを表示できな いことがありました。本Patchでは、「dbfファイルを直接解析する」方法でこの 問題を修正します。 手順3: このオプションを設定するには、次の手順に従ってください。 1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」を参照)。 2. 一般サーバでレジストリエディタを開きます。 3. 次のキーを追加して、適切な値を設定します。 キー名: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\ ServerProtect\CurrentVersion\SpntService データ: UsingFileRead = 1、この機能を有効にします = 0、この機能を無効にします 種類: DWORD 2.2 本Patchで修正される既知の問題 ================================= 本Patchでは、次の問題が修正されます。 本Patchで修正される内容について、下記の形式で記載いたします。 ------------------------------------------------ 問題: (HotFixファイル名)(社内管理用番号) 問題の内容 修正: 修正の内容 手順: 手順の内容 ------------------------------------------------ 問題1: (Critical Patch 1102) エンジンファイルが、Control Managerから複数の一般サーバに同時に配信されな いことがある問題 修正1: 本Patchの適用後は、一般サーバがControl Managerからエンジンファイルの配信コ マンドを受信できるようになります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 問題2: (Critical Patch 1102) Windows Server 2012プラットフォーム上のインフォメーションサーバおよび一般 サーバのオペレーティングシステム名が、Control Manager上に正しく表示されな い問題 修正2: 本Patchの適用後は、インフォメーションサーバおよび一般サーバのオペレー ティングシステム名が、Control Manager上に正しく表示されるようになります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 問題3: (HotFix 1100)(TT-246752) デバイスがServerProtectに接続中または未接続の状態のときに生成される通知 メッセージがWindowsのイベントログに記録されない問題 修正3: 本Patchの適用後は、デバイスの接続に関するすべての通知メッセージが Windowsのイベントログに記録されるようになります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 問題4: (HotFix 1094)(TT-247133) パターンファイルのアップデートについて、一般サーバからデバイスに通知され ない問題 修正4: 本Patchの適用後は、パターンファイルのアップデートについて、ファイ ラーに通知されるようになります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 問題5: (HotFix 1091)(TT-246542) 2つの処理が実行された場合、通知メッセージに1番目の処理および対応する結果 のみが表示され、2番目に実行された処理および結果が表示されない問題 この問題は、通知メッセージで表示される処理フィールドおよび結果フィールドが それぞれ1つずつのみだったために発生していました。 修正5: 本Patchの適用後は、複数の処理が実行された場合、最後に実行された処理 および結果まで表示されるようになります。 手順5: 複数の処理が実行された場合、最後に実行された処理および結果まで表示するよう にするには、次の手順に従ってください。 1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」を参照)。 2. レジストリエディタを開きます。 3. 次のレジストリキーを追加し、値を「1」に設定します。 キー名: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\ServerProtect \CurrentVersion\Notification 名前: FinalActionTaken 種類: REG_DWORD データ: 「1」= 最後に実行された処理および結果まで表示します 「0」= 1番目の処理および結果のみを表示します ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 問題6: (HotFix 1085)(TT-221983) インフォメーションサーバを起動するたびに、RPCパッケージを暗号化するための 新しいGUIDが生成される問題 修正6: 本Patchの適用後は、インフォメーションサーバを起動するたびにGUIDが 変更されるのを許可または拒否できるオプションが追加されます。 手順6: このオプションを設定するには、次の手順に従ってください。 1. 本Patchをインストールします (「5.1 インストール手順」を参照)。 2. インフォメーションサーバでレジストリエディタを開きます。 3. 次のキーを追加および設定します。 32ビットOSの場合: キー名: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\ServerProtect\ CurrentVersion\InformationServer 64ビットOSの場合: キー名: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\TrendMicro\ ServerProtect\CurrentVersion\InformationServer 名前: GUIDSwitch 種類: REG_DWORD データ: 「1」= インフォメーションサーバを起動するたびにGUIDが変更される のを拒否します 「0」= インフォメーションサーバを起動するたびにGUIDが変更される のを許可します ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 問題7: (HotFix 1084)(TT-221238) 「Spntsvc.exe」プロセスが予期せずに停止する問題 修正7: 本Patchの適用後は、次の改善によりこの問題が修正されます。