銀行情報を盗むマルウェア「Gauss」発見、国家が関与するマルウェアの一群か - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

Kasperskyさんが、新たなサイバースパイツールを発見とのこと。

ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labは8月9日、国家が関与する新手のサイバースパイツール「Gauss」が見つかったと発表した。中東のユーザーを標的として、オンラインバンキングの情報などを盗み出す機能を持っているという。
Kasperskyによると、Gaussは国際電気通信連合(ITU)に協力してサイバー兵器についての調査を進める過程で見つかった。発見の端緒となったのは、先に見つかった高度なマルウェア「Flame」とGaussが酷似していたことだったという。
国家の関与を確信する根拠として、両マルウェアアーキテクチャプラットフォーム、モジュール構造、コードベース、制御用サーバとの通信手段などが共通しており、同じ「工場」で製造されたのはほぼ間違いないとKasperskyは指摘する。さらに、イランの核施設を狙ったマルウェア「Stuxnet」とも関連があるとした。Stuxnet、Flameとも、米国とイスラエルの政府が開発したものだったと報じられている。

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