【仮想化道場】 Windows 7 SP1/Server 2008 R2 SP1の新機能「Dynamic Memory」「RemoteFX」 -クラウド Watch(情報元のブックマーク数)

Dynamic Memoryってことで、メモリを最大確保じゃなくって、使用量確保とか共有確保するみたい。

Hyper-V R2では、仮想マシンを設定する時に、仮想マシンが使用するメモリ容量を確保している。例えば、8GBしかメモリがないサーバー上では、2GBの容量を必要とする仮想マシンは3台までしか起動できない。2GB×3台で6GBとなる。あと2GB残るが、ドメイン0のホストOSが動作するメモリ容量が必要となるため、仮想マシンですべてのメモリを消費することはできない。

しかし、2GBのメモリ容量を持つ仮想マシンを複数起動しても、稼働状況によって、1GBも使用していない場合もある。仮想マシン上でメモリが余っていることになり、有効活用しているとはいえないだろう。では、仮想マシンが使用するメモリ容量を小さくすればどうか。この場合、起動できる仮想マシンの数はアップするが、本当に多くのメモリを必要とするような場合には、メモリが足りなくなり、途中で動作が止まってしまうかもしれない。

【仮想化道場】Windows 7 SP1/Server 2008 R2 SP1の新機能「Dynamic Memory」「RemoteFX」 - クラウド Watch

GPUを仮想化して仮想化したGPUを使うらしい。

Windows 7 SP1/Windows Server 2008 R2 SP1で搭載されるRemoteFXは、2008年にMicrosoftが買収したCalista(カリスタ)のテクノロジーがベースとなっている機能で、GPUを仮想化して、リモートアクセスしてくるPCから、仮想化されたGPUを利用できるようにする。つまり、VDI環境においても、VistaWindows7のAero UIを表示したり、GPUアクセラレーション機能を利用してリモートPCでビデオを表示したりすることができる。

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サーバ側のGPUをたくさん積んで、3Dグラフィックス対応するみたい。

現状のVDI環境では、CAD/CAMなどの3Dグラフィックを多用するアプリケーションは使い物にならなかった。しかしRemoteFXを使用すれば、サーバー上のGPUを利用して、3Dグラフィックをリモート環境で利用できるようになる。また、サーバー側に高性能なGPUがあり、RemoteFXをサポートしたシンクライアントなどをクライアント側で利用する、といったケースでは、クライアント側には、それほど高いCPU/GPU性能は必要とされなくなる。

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