COBOLの真髄は“move”命令にあり - 誕生50周年、社会を支え続けるCOBOL:ITpro(情報元のブックマーク数)

COBOLは生産性が高くて品質が高いレベルを保ちやすいとのこと。へぇ。

初代Linux協会会長を務めるなど、オープンソースに造詣が深いWASPの生越昌己 代表取締役。これまでに習得した40以上の言語の中で、「COBOLは生産性と品質を高いレベルで保ちやすい」と評価する。「言語が持つ意思表示がはっきりしているから」が、その理由だ。COBOLの第4次規格(COBOL2002)をJIS化するための原案策定委員会に参画するのも、COBOLの“真髄”を守るためである。(聞き手は井上 英明=日経コンピュータ、写真は中島 正之)

COBOLの真髄は“move”命令にあり | 日経 xTECH(クロステック)

自分自身はCOBOLでゴリゴリとプログラムを書きたいとは思いません。COBOLでなければできない処理というものはないし、COBOLで書くと一つの処理の記述量が他の言語よりもずっと多くなるからです。
しかし、誰かに業務システムの開発を委ねるときは、採用する言語としてCOBOLの優先度は高くなりますね。プログラムの生産性と品質を他言語より高いレベルで保ちやすいからです。これがCOBOLの良さです。
COBOLは業務を記述するための言語です。コンピュータの専門家のためというよりも、むしろコンピュータの利用者に近い言語です。その文法は英文を読んでいるかのようで、はっきり言ってしまえば技術力を要求しません。

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SORTをJCLで呼び出しとかナツカシスw

生粋のCOBOLプログラマは、そのときに限定した命令以外もバリバリ使ってプログラムします。ですが、私の実体験上、業務システムを開発するに当たっては、この数で十分と判断しました。10個弱に絞った理由は、他言語には存在しないような命令文は使いたくなかったためです。例えばsort処理は、sort文を記述するのではなく、JCL内でsortのユーティリティを使わせました。

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ほぉーーー!!!これは面白い!是非山陰ITPRO勉強会で登壇頂きたいですねぇ。

1983年に島根県松江工業高等専門学校を卒業後、1年弱ほど鉄構関係の設計ソフトウエアの開発に従事。その後、地元のテレビ局に14年間勤務した後、ネットワーク応用通信研究所の役員を9年間勤める。2007年4月にWASPを設立し、代表取締役に就く。

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