[なぜ繰り返すのか?システム障害]「業務」より「システム」を優先 - すごい現場:ITpro(情報元のブックマーク数)

障害の事例、電話対応を行わないのはもってのほか、どちらかというと、きっちりアナウンスと電話対応を分けたほうがよい。

例えば、メールにて状況を連絡して、ユーザを落ち着かせて、仮復旧時間を設ける、定期的に情報は開示する
調査担当、報告担当、復旧担当と立場を分けて作業を行うなど、作業のやり方にも方法があったと思う。このあたりは気をつけないと。

顧客対応に追われた法人営業部の千葉弘氏(仮名,40歳)は,「障害の内容と復旧のメドだけでも知りたい」とシステム部門に電話をかけた。しかし,受話器には呼び出し音だけが響く。
連休を前に多くの人でごった返す店舗では,山下健一郎氏(仮名,34歳)が焦っていた。「とにかく電話で注文できるようにならないのか」。山下氏は,店舗の端末を使わなくても,本社でシステムに対して直接注文処理が出来ると考えた。だが,本社のシステム部門に電話をかけても誰も出ない。
障害復旧に当たっていた向井氏は,鳴り響く電話を無視し続けた。「どうせ早く復旧しろという電話だ。いちいち対応していたら復旧が遅れるだけだ」。午前10時半,各店舗では窓口業務を一時停止することを決めた。

[なぜ繰り返すのか?システム障害]「業務」より「システム」を優先 | 日経 xTECH(クロステック)

難しい考え方でしょうが、エンドユーザの視点で考えないと、どう使っているかなんてシステム担当ではわかりませんしね。

システム障害を復旧させることだけでなく,その先にある業務への影響を見通す――システム担当者が利用者の視点に立たなければ,業務の停止は繰り返されるだろう。

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