成功例は3割:仮想化はディザスタリカバリの特効薬にはならず――米調査 - ITmedia エンタープライズ(情報元のブックマーク数)

仮想化がディザスタリカバリのキー要素といわれているが、仮想化だけではDRはできませんよ、っていう至極当然なお話

L2ネットワークを結んで、拠点違っても同一ネットワークとかするのかな?>しないってw

米市場調査会社Harris Interactiveが6月25日に公表した「State of Disaster Recovery」(ディザスタリカバリの現状)と題された報告書によると、調査に回答したIT幹部の4分の3は、仮想化技術は企業のディザスタリカバリ(DR)プランで重要な役割を果たし得るが、それだけでは完全なDR戦略を実現できないと考えている。

 IT意思決定者の多くは、仮想化技術を本番環境に導入済みだとしているが、同技術をDR対策にまだ活用していないという回答が大半を占めた。

 仮想化を利用した本格的なDRシステムとは、システムとそのすべてのデータの複製を企業のメインデータセンターから離れた場所に保管する方法を指す。メインデータセンターがダウンした場合、バックアップサイトに複製された仮想マシンが処理をスムーズに引き継ぐことにより日常業務に中断が生じないようにする。

 しかし多くの企業では、バックアップデータセンターを別の場所に配備するという方法による完全なデータリカバリシステムを実現することができず、同じ建物内にある別のストレージアレイやサーバへのフェイルオーバーに頼っているのが現状だ。

仮想化はディザスタリカバリの特効薬にはならず――米調査 - ITmedia エンタープライズ

分散と集中を繰り返すのが歴史みたいなので、SaaSや仮想化で増えたり減ったり・・・結局ハードや回線が売れないと美味しくないので、値段でハードが売れるとw歴史は繰り返し。

回答者の60%が「予期せぬシステム停止に備えたリカバリツールとして仮想化技術を導入済み」と答えたのに対し、「仮想化がリカバリに役立った」という回答は29%にすぎなかった。「仮想化をDRで利用したが、満足のいく結果が得られなかった」という回答も8%あった。
また、29%のIT意思決定者は「仮想化技術を導入したが、DRのツールとしてまだ利用したことがない」と答えた。
調査報告書によると、IT意思決定者の半数は「今後2年の間に、予期せぬシステム停止への対策やDRの手段として仮想化を検討するつもりだ」と回答した。また約4分の1のIT幹部は「クラウドコンピューティングやグリッドネットワーキングを潜在的な選択肢として検討する」としている。

仮想化はディザスタリカバリの特効薬にはならず――米調査 - ITmedia エンタープライズ

screenshot