「インターネット・エッジに置いたサーバー群でクラウドを加速化」、アカマイがアライアンスを設立 | 情報・通信 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉(情報元のブックマーク数)

Akamaiがすごいのは、DNSの技術やそれを分散制御やデータの配布の技術ですよねぇ。。。。

アカマイでは日本を含む全世界のインターネット接続事業者(ISP)のNOCなどに、同社の専用サーバー(以下、アカマイ・サーバー)を約3万4000台設置している。インターネットのエッジに近い部分に配置したアカマイ・サーバーに、WebページのキャッシュやWebアプリケーション処理などを一部担わせることで、データ・センター側への負荷の一極集中を防ぐというサービスだ。

http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20081112/319111/

EdgeComputingプラットフォームで作れば、負荷分散とかができちゃうよーん、ってことかな。

Windows Azureアプリ対策ってことか。

まず、アカマイはアライアンス参加企業と協力して、EdgeComputingプラットフォーム上で動作するサービスやエンジンを開発し、パッケージとして販売する。「すでに、米国での実績を基にアカマイ側で用意したパッケージが5種類ある。そのほか、今回のアライアンス参加企業にもパッケージを提供していただく予定」(小俣社長)。さらに、企業ユーザー向けに、EdgeJavaなどを利用したシステムの受託開発も行う。対応する開発環境は、現在のところTomcat 5.5、Java SE Development Kit 6(JDK 1.6)。2009年上半期をめどに、JRuby、JPython/JythonAdobe Flexなどにも対応する予定という。

http://www.nikkeibp.co.jp/it/article/NEWS/20081112/319111/

って書いたら、中の人に突っ込まれた・・・

EdgeComputingとWindows Azureは補完関係ということで、画面遷移とかをAkamaiプラットフォームで行って、CommitをAzureに送るようにしたら負荷軽減が出来る補完関係とのこと。
なんか、Azureの意義がわかりづらかったけど、すっきりした!

竹洞 陽一郎 2008/11/14 16:12
Windows AzureAkamaiは補完関係にあります。
Windows Azure上でアプリケーションを開発展開しても、遠くシアトルにデータセンターがあるわけで、実際に使うエンドユーザの端末までは数多くのルータ、スイッチを通り、TCP/IP Slow Startの影響と、Packet Lossの影響を受けて、クライアントPC側の体感速度が遅くなり、円滑なアプリケーション処理が難しくなります。そこで、Akamaiの SureRoute技術でホップ数を少なくしたり、最初からWindowサイズMAXでの通信でTCP/IPの高速化を行ったり、全ての処理をAzure 側で行うのではなく、画面遷移などのプリプロセッシング処理はEdgeComputingで行い、データのCommitのみをAzure側へ送ることで、 Azure側の処理を軽減することができます。

11月17日にAkamaiの竹洞さんから再度コメント!!!

確かに距離遅延というのは物凄く大きくて、地球の反対側だと地球一周分の距離遅延がかかったりします(光の速度なら問題は無いですが・・・途中に機器や分岐色々ありますからねぇ・・・)
正直数百msとかあると、スループットが1Mbpsとか出なかったりしますよね。。。
そういう意味でAkamaiのEdgeComputingとかってAPをちょっと手前に置いて、データベースをクラウドにおけるので良さそうですね!!!

こんにちは。アカマイの竹洞です。はい、中の人です。(笑)
すみません、「アカマイの」って付ければ良かったですね。
今、話題になっているCloud Computingの仕組みやサービスは、サーバサイド、言ってみれば、バックエンド側のスケールアウトの仕組みが全てです。
バックエンド側のスケールアウトを、ハードウェアの自立的リソース追加でやるのか、仮想マシンのコピー&展開でやるのか、APIレベルで行うのか、アプリケーションレベルで行うのか、色々方法が出ていますが、「ユーザとデータセンターのネットワークの遅延はどうやって解消するの?」という点が置き去りになっています。Cloud Computingを実業務で利用とすると、その点が大きな問題になるわけです。そこの部分については、AkamaiのEdgeComputingや SureRoute技術を使えば解決できます。
どのくらいネットワークのホップ数によって遅延が生じるかについては、こちらを見て頂くと、よくわかると思います。
http://www.akamai.com/html/technology/dataviz2.html

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