NECでは社内SNSをどのように使っているのか?(1/2) - @IT

社内SNS銀の弾丸などではなく、コミュニケーションやKnowHowを共有するための一ツールと考えなければならないでしょうね。

SNSは「あらゆる問題を解決できる、既存の業務ツールすべてを置き換えられる魔法のツール」ではありません。あくまで「既存の業務ツールのすき間を補完し、コミュニケーションやノウハウの共有を促進するためのツール」と認識したうえで、目的に合わせて活用してこそ、そのユニークな真価を発揮します。

パートナー企業との情報交換やアンケートの場としての利用も面白そうですね。

企業内SNSの枠からは少し外れるかもしれませんが、外部から参照可能なSNSをパートナー企業との連絡や意見交換の場として活用したり、出先からのちょっとしたメモの共有といった用途にも活用したりもできそうです。この場合は、しっかりとアクセス制限やセキュリティ対策をする必要があります。

荒れないためには・・・以下に注意したほうがいいとのこと。

  • 「所属・実名を明記する」
  • 「機密情報を記載しない」
  • 「他者や他社の誹謗(ひぼう)中傷をしない」
  • 「従業員就業規則を順守する」

某社みたいに、決まり文句は必要かも知れませんねw

コミュニティにおける○○社員による発言やコメントは、○○の正式な見解またはコメントではありません。

SNSを使ってみてやっぱり、コミュニケーションツールとしての利点はあるみたいですね。草の根社内SNSってのもやってみたいなぁ。

SNSを運用・利用してみて

 SNSを実際に業務に結び付けて利用してみて、業務ツールとしてのSNSの有用性、何気ないコミュニケーションや当人にとってはあまり重要ではないかもしれない情報から生まれるアイデアなどを、あらためて実感しています。

 同時に、SNSは万能ではないということもよく分かってきました。SNS、特にOpenPNEは導入するのは非常に簡単です。しかし、導入すればよいというものではなく、それをいかに繁栄させ、活用していくかは運用次第です。

 人と人のつながり、そのうえでやりとりされる情報、蓄積されるノウハウこそが最大の資産となるに違いありません。