良好なレスポンスを実現するアーキテクチャ − @IT

効率の良い3層構造のトランザクション処理って、設計がものすごく難しいんですけど、キャッシュ効率まで考えるとかなり大変ですよね。

レスポンスを短くするには、次の考え方を組み合わせて適用するとよい。

1) キャッシュを利用し、前回の処理結果を利用するなどして、処理を行わない
2) 高速なハードウェアの使用、およびアルゴリズムの改善により、高速に処理を行う
3) 処理を並列に実行する
4) 十分な処理能力を確保し、優先度を適切に設定して、待ち時間を少なくする

照会系のページは共有できますよね。

Web画面には、静的なHTMLのほか、動的画面でも複数ユーザー間で共有できるものがある。このような画面は有効期限を切って、プロキシ・サーバやHTTPサーバでキャッシュするとよい。

2分探索を使った検索方法を紹介されていますがインデックスを作るだけでも高速になりますよね。

簡単な例として、データをリストから探すケースを考えてみよう。リスト内のデータを頭から探していった場合、検索コストはデータ件数をnとして、nに比例する。これに対してリストにデータをソートして格納し、2分探索を行った場合には、検索コストはlog(n)のオーダーで済む(図3)。これ以外にも、ハッシュを用いるなど、さまざまな効率的なデータの扱い方がある。